社会貢献などと
大それたものでは無いが、塗装によるボランティア団体に所属している。
私自身はもっぱら、地元でのボランティア活動に限定し、自身に無理のない様に
活動を続けているが、同メンバーの行動力や活動範囲には頭の下がる思いである。

国内はもちろん
海外ではハワイ・ベトナム・リトアニアとボランティア活動範囲を広げ
第二次世界大戦中ナチスの迫害により逃れた難民にビザを発給し、約6000人の
人命を救ったリトアニア共和国にあるカウナス領事館、杉原千畝(ちうね)ハウスの
改修工事も日本から70名による塗魂(とうこん)ボランティアで実施している。

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写真:杉原千畝(ちうね)ハウス改修工事

もちろん、それらの費用は個々の会社の
努力により捻出した利益の一部であり、すべて手弁当で活動を行う。

心無い外野から、
活動そのものが売名行為だという人もいるが・・・

心貧しい人に理解を求めても
時間の無駄であり、そんなことはどうでもよい。

大事な事は活動に共感し、
喜んでくれる方々が確かにいる事を理解すればよい。(^^)

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さて、
今回は全国で103回目になるボランティアで
大阪府守口市金田小学校学校の遊具を塗に来たのだが、

私は連日の猛暑で長引いた現場の検査を終えて
集合時間に少し遅れたが、朝から子供たちや学校の
先生方も遊具の塗装に参加し、にぎやかにボランティアが進行したようだ。

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一般の方は
11時までの参加で、この後も子供たちが塗った
ダメ拾いや廊下でのライン引きなどを塗魂で引き継ぐのだが・・・

「真っ直ぐラインをひけてるん?」

「脱脂はせんと、剥がれたらあかんで?」

などなど、口数が少ない職人のイメージではあるが
各会社の社長が塗る事もあり、基本的に講釈が多い。・・・(笑

メンバー内で施工しながら
真面目に集客の相談をしているものもいれば
〇ネタに近い話で盛り上がっている者も様々、個々の感覚でボランティアを楽しむ。

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お昼はPTAの方々のご厚意で、
クーラーの効いた部屋にお弁当 を用意してもらった。

ふと、お弁当を置いてある前の黒板に
目を向けると、私たち宛てにメッセージが刻まれている。

塗魂ペインターズ様
本日もお世話になります。
先日の下準備ありがとうございました。
きれいになった遊具をみて、喜んでいる子供たちの顔が目に浮かびます。
金田小学校も、五十周年の節目にふさわし姿となります。
本当にありがとうございます。

このメッセージを社交辞令と取るか、
心づかいと取るかでメンバーのその後を大きく左右する。
実は、塗魂に加盟してから会社の業績が伸びたという者が多い。

むろん、ボランティアをすることで
直接的な利益に結びつくものは なにも無いが、
本当に嬉しそうな人の笑顔や依頼者の心づかいに触れることで、今までの
仕事にプラスアルファで気が付く事、イメージ出来る事が増えるのかもしれない。

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写真:他の塗魂ボランティアから引用

職人業は3K(キツイ・危険・きたない)と一般的には
敬遠されるが、3Kの言葉に反論できる職人は少ないであろう。

まずは知るべきである・・・
自分達の技術がこれほど人に望まれるていることを。