家を塗り替えれば本当に家が長持ちするのでしょうか?グラスサラでは 長く住める家をコンセプトに提案できる雨漏り・防水・外壁塗装の専門店です!

屋根の雨漏り

雨漏り診断士から見た屋根の雨仕舞

 

斜壁(しゃへき)

斜めの壁と書いて斜壁(しゃへき)と読みますが、
写真の後ろにある赤い矢印の屋根を見て下さい。
角度的にはほとんど変わらないので、斜壁は屋根として捉える事が正しい判断です。

現実は、屋根として認識されておらず、防水処理の無いまま雨漏りの原因になっています。

新築の段階で設計者でも屋根として認識は無く
下地に屋根用の防水シート(ルーフィング)処理もありません。
壁材のALCの上にタイルを装飾を施して、壁として扱われています。
斜壁の部屋内天井から雨漏り具象が確認され、屋根材を張る事により雨漏りは止まりました。

斜壁の雨漏り

 

折半屋根

折半屋根1

折半屋根の水切りと笠木が浸入口になっていました。
アルミ笠木を取り付ける職人さんにいわせると笠木のジョイントから「水は回りません。」
よく断言しますが、事実として経年劣化や取り付け方の不具合で水が回る事があります。

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(赤の矢印が笠木のジョイント部分)

 今回も、笠木のジョイントから笠木下のシーリング(コーキング)の切れ目に
水が回った跡である錆が確認されました。
少し、専門的な話になるのですが出来るだけ噛み砕いて説明していきます。
まず、笠木下のシーリングが切れたとしても本来は外部に水が抜ける仕組みが必要です。

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ですが、シーリングを切り内部を確認すると、
壁の奥に水切りを差し込んでいるだけになっています。
これではシーリングが切れれば、雨水の多くは部屋内に浸出します。
なぜこうなったかは、新築時の職人に確認したわけでは無いので、
推測の域になりますが、・・・

1枚のブリキを加工し、水切りを作る段階でほんの少しだけ
立ち上がりを作る寸法が足らなかったと考えられます。
実際、私の方では新しく2段階で水切りを設置しました。

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既存水切りを撤去して、新しく水切りを同じように取り付けて
防水テープで浸入口をまずはふさぎます。
さらに寸足らずの部分に、立ち上がりの付いた水切りを
新しく設置しシーリング処理をしました。これで、
シーリングが切れても簡単に雨漏りが起きない仕組みになります。

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2段階で仕組みを作ると、金額ベースで10万ぐらいは簡単に変わります。
ただ、シーリングが切れると雨漏りがおきる施工と、シーリングが切れても
簡単に雨漏りが起きない施工では、今後のリスクは比べ物になりません。

 

折半屋根2

折半屋根はボルト部分や継ぎ目からの雨漏りが多いです。
数社の修理をおこなったが雨漏りは止まらず、弊社に依頼を頂きました。
以前、シールでボルトキャップを補修してある跡がありましたが、
下の看板金具と折半屋根の隙間に水を打つと雨漏りが確認されました。

看板が風を受けて、看板の金具が揺れることでボルト穴が広がり
雨の侵入口になったようです。

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折半屋根3

折半屋根は一枚の板を屋根に載せているわけではなく
持ち運びやすい長さの加工品を重ねていく事で一枚の屋根になります。
新築時にはしっかりとつなぎ目が重なっていますが 、夏の日差しや冬の寒さのせいで
屋根事態が歪みつなぎ目が開いてきます。

歪んだり反り返らない様に施工を工夫する 方法もあるのですが、
本文から話がそれるので、そのお話はまた今度にします。

上の写真は元々のつなぎ目の位置にマジックで印を打ちました。
その後、つなぎ目を抑えた手を放すと、歪んだ屋根が反りかえり
1㎝近くも印の位置より浮き上がります。

当然ですがつなぎ目の掛が悪く 少し横降りになると雨漏りが起きる状態になっています。
単純な雨漏りのメカニズムですが適切な処理を施して 今回の修理は終了です。

 

カラーベスト

 

屋根の野地板(屋根の下地板)があり、
その上に防水シート(改質アスファルトルーフィング)を貼り付けます。
瓦・カラ―ベストを1次防水と考えると、
改質アスファルトルーフィングを2次防水と呼びます。

防水シート  防水シート

2次防水(改質アスファルトルーフィング)
上にカラ―ベスト(1次防水)を貼り付けます。
この時、釘でカラ―ベストを固定しますが、改質アスファルトルーフィングのアスファルト部分が
熱で溶けて釘に絡み防水の役目をするので、雨水の侵入を許さない仕組みです。

IMG_1367  IMG_1379

これは弊社のこだわりですが
壁・谷などの取り合いに貼るカラーベストは先を斜めにカットします。(左下の写真)
理由は大雨の時でも水がスムーズに流れるように水の流れをコントロールするためです。
(青矢印の方向に水が流れる)

IMG_1377 (2)  IMG_1378 (1)

通常は右上の写真の様に角はとがったまま張り付けていくようですが・・・
大雨ではカラーベストの角が邪魔をして水が滞留しやすく流れが悪くなります。
許容範囲を超えると防水紙の内側に水が回りやすくなり屋根の雨漏り原因になります。
この水の流れを和らげるために施工にひと工夫してから仕上げていきます。(^^)

 

屋根の塗装時の注意点

雨水の逃げ道になる部分を塗料でふさがぬように考えられたのが、
下の写真にあるタスペーサー(黒のプラッチック製品)です。
このタスペーサーを屋根材に差し込むことで隙間を確保し、
1次防水の上を雨水がスムーズに流れるようにします。

2013_0823_131735-DSC03081-300x225  屋根の塗装の不具合

雨漏りに多く関わったきた経験からタスペーサーだけに頼るのではなく、
塗り方そのものに工夫をしています。たとえば、右上の写真のように
横塗りで屋根材の水の抜け道をふさがぬように塗ります。

たて方向に塗るとタスペーサーで確保した隙間以外が塗料で詰まる恐れがあるからです。
以外に知られていないことですが、大きく雨漏りの危険性が改善されます。

屋根の塗装の不具合

横塗りでの施工写真

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