南河内郡 U様邸に雨漏り調査の下見に来ました。
雨漏りが起きたのは数年前で、1F脱衣所の窓廻り額縁より浸出する。

はじめは大したことも無かったのですが、
最近は浸出量も多くなり、本格的に修理をする事に決めたようです。

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浸出位置の、
窓廻り額縁が腐朽(ふきゅう)して原型をとどめていません。
また、目視では2F内部に雨漏り具象は確認されなかった。

脱衣所の真上に位置する2Fサッシ廻りを見ると、
サッシ下端水切りが壁側に若干の
勾配がついて雨水を受ける状態になっている。

水切りでなく・・・水受け・・・?

これが原因だと思いつつ・・・
大量の雨水が浸入して額縁が腐朽するほどの原因になるのか?・・・
などの素朴な疑問から、散水調査を実施する事をU様に説明した。

U様 坂元さん、うちの家、大きいやろ

私  はい、かなり立派な家だと思います。

U様 でも金ないねん。 高くつかんようにね(笑顔

私  あっ、はい・・・・(^^:)

穏やかな紳士ですが、かなり手強い・・・(笑
とはいううものの、多くのホームぺジを確認して
私と決めて問い合わせを頂いており、そこはかなり嬉しい。

正直な話、
相見積もりで競争をちらつかせる お客様より
ある程度決めて連絡を頂ける方を大事にしたい、というか・・・
限りある時間を、その様な お客様に多く使いたい!」という心理が働く。

なので、出来る限りの希望に添える様に・・・がんばろう。(^^:)

さて、散水調査の結果
サッシ下端水切りが浸入口になっている事が確認できましたが
ここでいったん状況を整理すると・・・やはり雨水の浸出量に疑問を感じる。

額縁の腐朽状況を考慮すると
本命の浸入口が他にあると考えた方が理屈に合う・・・というか経験上しっくりくる。

調査経験が浅いと再現した事に満足するだろうが、
プロとなると疑問を感じた以上は、ここでは終われない。

まぁ、時には考えすぎという事もあるが
念には念をいれて調査を進めても、無駄な動きでは無い。
なんというか・・・調査と言うと聞こえは良いが、地味な検証の連続なのだ。

2Fの部屋に雨漏り具象は見当たらないが
屋根裏に入り確認をすると軒先に位置する屋根の野地板が腐朽していた。

「屋根かい!」蒸し暑い屋根裏で一人ツッコミを入れて、汗だくで外に出る。・・( ! ̄Д ̄)ノ

注:木造1Fの雨漏りが屋根に原因がある事は極めてまれ。

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今度は屋根に登ると
屋根材が一部無くなり、2次防水のルーフィングも同時に破損していた。
平たく説明すると、傘に穴が開いているようなもの・・・そりゃ~漏れるわ。(^^:)

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 これで雨漏りの状況が合致する。
躯体の腐朽が心配になり、現状で色々確認をすると白い虫が見え隠れする・・・
げっ、シロアリやんか (^^*)・・・躯体がかなり傷んでいる可能性がある。

修理調査は後日となったが嫌な予感がする・・・
どうしよう・・・ん・・・俺が悪いわけでも ないのだが・・・(^^:)

つづく・・・